1977年、島根県出雲市に開場したゴルフ場が島根ゴルフ倶楽部で、「島根ゴルフ倶楽部 宍道湖コース」と呼ばれることもあります。
島根県を代表する湖、宍道湖に面しているレイクサイドコースです。
過去にはプロトーナメントを開催した実績も持っています。
景観の面での見所は、一面を見渡せる宍道湖で、阿部雅一郎氏が18ホールの設計を担当しました。
18ホールの距離は6774ヤードと平均的な数字となっています。
丘陵地帯に作られており、多少の高低差はありますが、大きな打ち下ろし、打ち上げはありません。
木々が多く残っているので、ほとんどのホールが区切られており、マイペースに打つことが可能です。
途中で角度が変わる、ドッグレッグの作りになっているホールが幾つかありますが、角度はそこまで急ではありません。
このコースは障害物を多く配置して難易度を上げているタイプのコースです。
バンカーは多めであり、グリーン周り以外にもフェアウェイ横にサイドバンカーが配置されています。
それほど大きめではありませんが、16番ホールでは大きめのバンカーがあるので注意が必要です。
池は個数こそ少なめですが、5番ホールは池越えスタートであり、また池を越えた直後にバンカーを配置しているので、どちらかに打ち込む可能性が高めです。フェアウェイは狭くはありません。
グリーンを始めとしたコースのコンディションは良好ですが、利用料金がそれほど高くないので、コストパフォーマンスの面でも優れています。