1994年、富山県富山市にオープンした八尾カントリークラブは、毎年日本女子プロゴルフ協会のツアーが開催されることで知られています。
日本のゴルフ場の中でも新しい部類に入りますが、あっという間にプロトーナメントが開催される名門として名を馳せることとなりました。
北陸地方の中でもトップクラスに入る、質の高いゴルフ場です。
メンバーシップ制を採用している名門ゴルフ場ですが、ビジターでもプレーすることが可能になっており、あまり内向きではありません。
竹村秀夫氏設計による18ホールは、6888ヤードと距離は平均的な数字です。
その分、さまざまな障害が用意されています。
距離よりテクニックが重視されるコースです。
森の中に作られており、高低差はあまりありません。
フラットですので飛ばすだけならさほど難しくないですが、池やバンカーの配置が絶妙であり、落ちて欲しくないところに落ちるよう設計されています。
特にバンカーは数が多く、各ホールに満遍なく配置されているので、捕まってしまう可能性は高いでしょう。
定番の障害物である池もあります。
数自体はさほど多くありませんが、3番ホール、12番ホール、17番ホールでプレーに絡み、12番は池越えのショートホールです。
距離はあまりありませんが、フェアウェイは広めのところが多く、何故難しいのか分かりづらい、設計が優れたゴルフ場となっています。
名門に近い位置にあるゴルフ場ですので、サービス面やコースの状態は常に良いです。