中村寅吉プロが設計を手がけている富士小山ゴルフクラブ

日本のゴルフ場
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1962年静岡県駿東郡小山町に開場した富士小山ゴルフクラブの設計は、中村寅吉氏が担当しています。
氏はゴルフが日本でメジャーでなかった時代の1935年にプロデビューし、1950年代後半からのゴルフブームを作った人物です。
競技者としての顔を持つ方が設計を担当しているだけのことはあり、富士小山ゴルフクラブの18ホールは競技性が高められています。

広大な敷地に作られているので距離があり、ボールを遠くに飛ばす力は必須です。
さらにスコアメイクのためには、手持ちのあらゆるクラブを駆使する必要があります。

特定のドライバーやアイアンでのみ上手く打てるというだけでは、スコアを伸ばせません。
楽しむために回るならばそのような状態でも問題ないのですが、好スコアを出したいという場合は手持ちの全てのクラブを利用する必要があります。

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一方で、ハードルを高くするだけではなく、あまりゴルフに慣れていない方でも楽しめるように作られており、ほとんどのホールがストレートです。

また、フラットなので高低差で悩むことはほぼありません。
初心者の方に優しく、そして本格的に打ちたい人には厳しくと、相反する二つの顔を見せる18ホールです。

コースの管理も行き届いており、コンディションはいつ行っても良い状態が保たれています。

競技性が高いという特徴を持ちますが、景観に気を使っていないというわけではありません。
自然を活かした作りになっていて、遠くに富士山を望むことが可能ですので、見た目でも楽しませてくれます。

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