10万本の赤松が特徴的な鮮やかなゴルフ場として名神八日市カントリー倶楽部があります。
3つのコースには「比叡」「鈴鹿」「息吹」と名づけられており、山々の美しい花から取られた名前となっています。
全27コースとなっており、丘陵、林間コース、樹齢を重ねた豊富な赤松でセパレートされ、フラットでありながらも穏やかな起状があるので、美しいロケーションとは裏腹に攻略が難しいゴルフ場です。
比叡コースはフラットながらも適度なアンジェレーションがあり、フェアウェイも広くなっていますが、ドックレッグが4ホールと2ホールで高い戦略性を必要としています。
ロングとショートを巧く攻めるのが攻略のカギでもあり、このエリアの特徴です。
鈴鹿コースは自然の地形を基にレイアウトされたエリアで、前半のロングホールはフェアウェイが広く、打ちやすいコースとなっています。
後半になると7番ホールではティショットの落下地点の予測が必要となり、9番ホールではバンカーが少ないのでハイスコアを狙うことも可能です。
伊吹コースはホールごとに個性が表れるエリアで、プレーヤーに飽きさせない豪快さ、繊細さ、戦略性が必要。
2番ホールでは赤松に囲まれた景観が特徴となりますが、4番ホールには戦略性の高いミドル、9番ホールにはダイナミックに攻める必要性があるなど、進むごとにエリアの個性はプレーヤーに印象を強く残すものです。
このような特徴のあるゴルフ場なので、男子プロツアー「関西オープン」や日本女子オープンなどメジャートーナメントの舞台に4度選ばれています。