SKテレコムオープンは韓国で行われるトーナメントです。韓国のピンクスGCで開催されます。
2012年大会は韓国のキム・ビオが、同じく韓国のパク・サンヒュンに3打差の大幅なリードをつけて、優勝を飾っています。
2013年は、米国男子ツアーでトップテンフィニッシュを2回決めた注目選手チェ・キョンジュが出場することでも話題を集めました。
日本人選手も谷昭範、鍋谷太が出場して、期待を寄せられていました。
ただし2013年のトーナメントでは、大きな波乱がおきました。
最終日、ピンクスGCがある韓国・済州島が深い霧に朝から包まれる事態が発生しました。
深い霧でプレーが不可能と判断されてスタートが大幅に遅れるというアナウンスがされました。
しかし、時間が経っても、霧が晴れることはなく、最終日のプレー中止が告げられることになりました。
そして試合はキャンセルされたのですが、結果は3日目までのスコアで決められることになりました。
3日目54ホールまでのスコアで成立ということで、前日に首位に立っていたオーストラリアのマシュー・グリフィンが優勝ということになりました。
変則的な結果となりましたがツアーとしてはカウントされるので、最終日のプレーで逆転を狙っていた選手にとっては、痛い結果となりました。
特に韓国のW-S.カンは、母国開催で、しかも3日目終了時点では1打差につけていたこともあり、地元からの期待があったのに惜しい2位フィニッシュになってしまいました。