パナソニックオープンはアジアパシフィック・パナソニックオープンとも呼ばれていて、正式名称はアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ・パナソニックオープンとなり、2008年から2013年まで開催されていました。
開催コースは常に一定ではなく、近畿地方のゴルフコースを巡回して開催されていましたが、これはサーキット方式と呼ばれていて、多くのゴルフ場で大会が開催されることで、特定の選手に有利なのではなく、さまざまな場所に経済効果を波及させることができます。
そして、この効果でゴルフに興味を持つ人が多くなるという結果にもなるでしょう。
アジア太平洋ナンバーワンのプロゴルファー決定戦と位置されていて、多くの選手がこのタイトルを狙っていました。
日本人の優勝が多く、やはり地の利を生かしたプレーができるということが特徴として挙げられます。
またテレビ中継も多く、TBSはかつて後援もしていて、その関係で全国ネットで2日間放送もしていました。
BSデジタル放送のBS-TBSでは、全ラウンドも放送しているということで、日本での注目度の高さが伺えます。
ただし、この栄華を誇った大会も2013年に中止となってしまい、その理由は、スポンサーであるパナソニックの業績不振です。
日本ゴルフ協会、アジア太平洋ゴルフ連盟、パナソニック株式会社が主催となっていたのですが、メインのパナソニックが抜けたことで、存続は難しく撤退となりました。
そして、過去6回の歴史に幕を下ろすことになったのです。