セランゴールマスターズ は、ワールドワイドホールディングス セランゴールマスターズとも呼ばれていて、マレーシアを舞台としたアジアンツアーのひとつです。
近年急速に台頭してきたアジアンツアーの中でも、2012年のこの大会は大きなターニングポイントとなる選手が現われたことでも話題となりました。
ワールドワイドホールディングス セランゴールマスターズの2012年の優勝者は、タイのタワン・ウィラチャンですが、賞金王も獲得しています。
この大会の後の勝利も、この大会での優勝が流れとなっていることから、2013年ここまで調子が良くなかったタワン・ウィラチャンが、連覇を果たしてまた復活するのではとも予想されていました。
2013年大会は市原弘大、北村晃一、中里光之介もエントリーをしていて、彼らは主に国内ツアーではなくアジアの戦いによく参加することから、アジアンツアーでの活躍も期待されています。
2013年の大会は、タイのパリヤ・ジュンハッサワディークルが、初日からキープしていた首位をずっと守り続けて優勝を果たしました。
韓国のベク・スクヒョン、アマチュアのゲイビン・グリーンなどに一時期は首位に並ばれましたが、後半粘って見事逃げ切ることに成功しています。
日本人選手では、唯一決勝ラウンドに残った中里光之介が、最終日7位からスタートしましたが、最終日に成績を落としてしまって、通算イーブンパーの15位タイのフィニッシュに終わっています。