DPワールドツアー選手権ドバイは、DPワールド・ツアーチャンピオンシップ・ドバイやドバイ選手権の名前でも知られています。
2009年に初めて開催されて、ヨーロッパツアーの一戦として行われています。
開催当初はドバイ世界選手権としてスタートしました。
そのときの賞金総額は750万ドルで、2012年からはドバイ・ポーツ・ワールドが3年契約の冠スポンサーになって、今の名称になりました。
ヨーロッパツアーの最終戦となり、これで王者が決定することもあって注目度が高い大会です。
ローリー・マキロイ、ルーク・ドナルド、セルヒオ・ガルシア、グレアム・マクドウェル、リー・ウエストウッドなどヨーロッパの代表的選手が顔を揃えることで、ハイレベルな戦いが期待されていて、ツアーナンバーワンにも興味が集まります。
2012年は賞金総額800万ドルで、11月上旬に争われました。
そしてこのビッグトーナメントの出場者はツアー上位60名に定められて、まさに最後の戦いに相応しい顔ぶれが揃います。
2012年の王者は世界ランキング1位のローリー・マキロイで、2位に2打差をつける23アンダーで勝利しました。
前日にボギーを叩くなど調子が悪かったロリー・マキロイですが、最終日は圧巻の5連続バーディーで、ヨーロッパとアメリカのダブル賞金王という栄冠を手にしました。また、「全米プロゴルフ選手権」以来の今季2勝目になります。
2位にはコースレコードを記録したジャスティン・ローズがつけています。