セントアンドリュースという言葉は、ゴルフに馴染みがない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
正式名称は「ロイヤル・アンド・エンシェント・ゴルフ・クラブ・オブ・セント・アンドリュース」というこのゴルフ場は、ゴルフの総本山とも呼ばれます。
特にオールド・コースは1552年に作られた、世界で最古にして原点とも言えるホールです。
5年に1度、全英オープンの会場として使われることでもよく知られていますが、アルフレッド・ダンヒル選手権でもこのオールド・コースが会場となることがあります。
アルフレッド・ダンヒル選手権は欧州ツアーの一つであり、2001年より開催されているトーナメントです。
時期、コースについては一定していませんが、9月から12月に開催されることが多くなっています。
コースについては、持ち回りではないようで一定のホールで行われるわけではありません。
欧州ツアーの中でも屈指の大きな大会であり、日程の全てを異なるゴルフ場で行うこともあります。
開催コースとしては、前述のセントアンドリュースのオールド・コースの他、カーヌスティ、キングスバーンズ等、錚々たる名門ゴルフ場が舞台となることが多いのが特徴です。
またそれだけの大きな大会でありながら、プロアマ混合で行われます。
割合は、プロ1名につきアマチュア3名と、参加人数としてはアマチュアの方が多くなっており、そんな中のプロならではのプレイに注目が集まります。