サスペンデッドは、スポーツなどで試合時間が長くなってしまって、続行できなくなったときに、一時中断してその翌日に始めることを言います。
一般的には翌日ですが、ごくまれに翌日ではなく、まったく別の日という場合もあります。
ゴルフでのサスペンデッドは、やや特殊なところがあり、それはゴルフ場で行われるスポーツだということが関係しています。
まず必ず屋外で開催されるということです。
屋内でのゴルフプレーというものは、ありえないので、天候の影響を大きく受けてしまいます。
少しくらいの雨ならば、そのままのコンディションで開催されることもありますが、豪雨となれば中断して、そのまま翌日に持ち越されることも珍しくありません。
雨が降っていなくても雷が鳴ったときは、プレーヤーの安全を考慮して中断されることになります。
ゴルフ場ではナイターなどの照明設備か完備されていないので、日没になればそこで終了となり、もしも試合が終わっていなければ、日没サスペンデッドということになります。
その場合も翌日に開催されることになりますが、プレーオフなどで勝負があと少しで決まるというときに限り、照明機材を準備して、試合を続行させることもありますが、ごくまれです。
雨や雷、日没以外の不測の事態でも試合は持ち越されることがあり、そうした場合もこう呼ばれます。
そして、ゴルフは天候に大きく左右されるスポーツですから、特にこのようなことは珍しくありません。
また延長しないで、その時点での成績でゲームを終えることもあります。