キャディは、ただゴルファーの荷物を運ぶだけではなく、プレーヤーに助言を与えるゴルフでは欠かせない存在です。
また、それだけではなく、士気を上げる役目もしています。
ゴルフ規則では、「規則にしたがってプレーヤーを助ける人」と定義されています。
またキャディはゴルフ場の従業員ではなく、独立したビジネスとなっています。
そのために、ゴルフ場から報酬が支払われるという事はなく、プロとして活動をしています。
また、日本でもプロツアーなどに同行する人は職業として行っています。
ただし日常のゴルフ場では、従業員がサービスとして行っている事もあり、サービスキャディと呼ばれています。
厳密にはこの2つは分けて考えられる事になります。
またゴルフ場が直接雇っていなくても、そういったサービスをしている会社と契約をして派遣をしてもらうという事もあります。
語源としては、オック語の方言であるガスコーニュ語で、もともとは英語のチーフをもとにしています。
18世紀のスコットランドでは、誰であれ、荷物を運ぶために雇われた人をこう呼びました。
日本のプロゴルファーは、人によってさまざまで専属の人を雇っている人もいれば、必要に応じてスポットで雇う人もいます。
そして場合によっては、ゴルフ場が用意してある人たちの中から雇う事もあります。
ただし、士気を上げる目的や、的確なアドバイスを得ようとするのならば、それ相応の技術が必要なために、厳選して選ばなければなりません。