ゴルフで握り、グリップは非常に重要な要素です。その中でも最も使われているのがオーバーラッピンググリップとなります。
何とゴルファーの8割を占めており、他の追随を許していません。
では何故ここまで他のグリップと差がついたのか、それは単純に右利きの方が多いからという理由が挙げられます。
オーバーラッピンググリップは、左手より右手の力が強いという方に有効な握り方です。
そして、右利きの方の多くはこの条件に当てはまります。
全人口における左利きの方の割合は、8%~15%ぐらいという数字が示されており、大体10人に1人くらいは左利きです。
しかし、ゴルファーの方で左利きである方は極端に少ないでしょう。
恐らく10人に1人どころか、100人に1人いるかも怪しいぐらいです。
これはプロの方でも左利きは殆どいらっしゃらないことからも明らかと言えます。
体を使って直接対戦する競技では、左利きは優位であるという定説がありますが、ゴルフは個人個人の勝負ですので、デメリットの方が目立ちます。
その為、ゴルフは実質的には右利きの方が大半を占めることとなり、その為に右利きの方に向いているオーバーラッピンググリップが大勢を占めているというのが現状です。
具体的な握り方としては、右手の小指を左手の人差し指の上に乗せるというもので、密着感があり、ずれにくいという特徴があります。
右手の力が入りすぎるといった事態を避け、左右の力を均等にさせる役割も担っているのが密着感です。