入江由香選手は1969年生まれ、福岡県出身の女子プロゴルファーです。
10歳と非常に早い時期からゴルフを始めており、後に鈴木規夫選手に師事し実力をつけ、福岡市立福岡女子高等学校卒業後の1990年にプロテストに合格します。
同年のミズノオープンでレギュラーツアーデビューを果たすと、1991年にはツアー対象外のミズノプロ新人で優勝しました。
1992年には三菱電機レディスで単独2位を記録し、賞金ランキングで41位に入り早くもシード権を獲得し、1993年、1994年とシード権をキープしています。
特筆すべき点は1993年に記録したイーグル数の1位タイであり、入江由香選手を代表する成績の一つです。
1995年のCHIYODAレディースで初優勝を飾ると、この年は賞金ランキングで32位につけ過去最高を記録しました。
1996年は序盤こそ予選落ちが多く苦しみますが、ゴルフ5レディスで優勝して二勝目を上げると、1997年にはNEC軽井沢72ゴルフで優勝して三勝目を上げています。
1998年にはNEC軽井沢72ゴルフの連覇で四勝目を記録し、翌年の1999年は優勝こそないものの、サントリーレディスの単独2位を始め安定した成績を残し、賞金ランキングは22位にまで上昇しました。
また入江由香選手にとって二度目となるイーグル数1位を記録しており、この時は前回と違い単独1位です。
しかし2000年には予選落ちが多くなり、長らくキープしていたシード権を手放してしまいました。
調子を2004年にはシード権を取り戻すものの、2008年には再びシード権を失い、第一線からは引いています。