中島和也選手は1963年生まれ、群馬県出身のプロゴルファーです。
父である中島巌氏はアマチュアゴルファーで指導者でもあり、兄の中嶋常幸選手、妹の中島恵利華選手はともにプロゴルファーです。
その父の元で2歳の時から英才教育を受けた中島和也選手はジュニア時代から多くのタイトルを獲得し、日本代表に選ばれたこともあります。
プロテストでトップ合格を果たし、ツアーデビュー戦でいきなり勝利を上げる等、実力を見せつけますが、その後は目立った活躍はありません。
プロ転向後は怪我に悩まされることとなり、手首や肩に爆弾を抱えていました。
そのせいかスイングが乱れ、実力を発揮出来ないままで競技生活を終えることとなります。
1980年代の半ば頃にはレギュラーツアーに参戦することも少なくなり、1997年の宇部興産オープンを最後に、国内レギュラーツアーには出場していません。
1991年から1995年にかけてはアメリカで開催されているミニツアーに同行し、ゴルフ倶楽部の運営などを学びました。
自らがプレーすることはほぼ無くなりましたが、東松苑ゴルフ倶楽部、五浦庭園カントリークラブを運営している他、レッスンも行っています。
競技委員として大会を開催する側に回ることもあり、ゴルフ界を裏から支えている選手です。
レッスンを積極的に行っている理論派の選手であり、ゴルフ雑誌に連載を持つ等メディアへの露出も多く、第一線から遠ざかって久しいですが高い知名度を誇っているのです。