ゴルフは全18ホールで争われますが、すべてのプレーヤーが同じ場所からではなく、時間差があってスタートします。
当然その中では、もう優勝は絶対にないという人が、先にホールアウトした人であっても、これからのプレーの人でも分かってしまうものがあります。
だからこそ成績が良い人はスタートが遅くなっていて、最終日の最後のホールが終わるまで勝利の行方がなかなか分かりにくくなっているのです。
しかしそれでも途中で決してしまうことがありますが、そういった場合でも絶対にプレーを中断することはありません。
たとえ10打差をつけたとしても、最後のホールで10打を叩く可能性もないことはないからです。
そして最後はパターでのパッティングということになり、それが最終ホールで自分の優勝がそれで決まるような状況ならば、ウイニングパットと言います。
ウイニングパットをするには、後続のプレーヤーが絶対に自分の成績に追いつかないということが分かっている、または最終組でのスタートということになります。
また、たとえどんなに距離が短くても、プロの試合では絶対にパッティングをしなければならないので、条件さえ揃えばウイニングパットになるのです。
そして、こういった使い方だけではなく、勝負を決めた一打となったものをこういう事もあります。
ただしこういった使い方をするのは稀で、よく使われるのはやはり優勝者が最後に決めて、その時点で優勝が決定したパットについてです。