ゴルフで握り方は三種類しかありません。
スクエアグリップ、ウィークグリップ、すしてフックグリップとも呼ばれるストロンググリップの三つです。
この三種類の中で、スクエアは基本として教えられることの多い、最もオーソドックスな握り方となります。
そしてウィークとストロングは、それぞれ異なるボールの曲がり方をする為、対比して扱われることも多いです。
ウィークは、スライスにボールが飛んで行くことが多く、良くない握り方の代表例として挙げられます。
逆に、ストロングは、フックグリップと言われる通り、フックの軌道を描きやすい握り方です。
しかしこちらは、プロでも多くの方が使用しており、少なくとも悪いものであるとは考えられていません。
一般的に、多くの方はスライスに悩まされます。
その為、スライスになりやすいウィークは避けられる傾向にあり、その逆の方向に行きやすいストロングが使われやすいです。
また、強いという意味のストロングという言葉が使われている通り、飛距離の面で優れた効果が出る可能性が高いでしょう。
但し、絶対ではありません。
恐らく、多くの方が普通に打った場合スライス気味になるということから、それを避けるグリップにすることで、飛距離が伸びるのでしょう。
つまり、持っている力を最も発揮しやすい握り方です。
しかし、中にはフック気味のボールを打つ方も居らっしゃいます。
そのような方がフックを打ちやすい握り方を使うと、余計に悪化するでしょう。