1974年、茨城県笠間市に開場したゴルフ場が宍戸ヒルズカントリークラブです。
2コース、計36ホールを所有しており、プロトーナメントも多数開催されているので、高い知名度を誇っています。
発知朗氏、山崎一氏が設計を担当しており、林間地帯に展開されている36ホールは高低差がほとんどありません。
西コースと呼ばれている18ホールは、グリーンから最も遠いブラックティーからの距離が7392ヤードと国内でも屈指の長距離コースです。
2003年より国内メジャー大会である日本ゴルフツアー選手権の舞台として使われており、多くの激戦が繰り広げられました。
大きな池を多く配置するアメリカンスタイルを踏襲しているのが最大の特徴であり、フェアウェイの左に池がある2番ミドル、7番ロング、アプローチショットで池越えとなる17番ミドルホールは特に注意が必要です。
全体的にフェアウェイがあまり広くないので、飛距離に加えて高いコントロール技術も求められます。
東コースと呼ばれている18ホールはブラックティーからの距離が6842ヤードと、平均以上です。
森林浴コースとも呼ばれており、多く残されている木々の中で昔ながらのオーソドックスなゴルフを楽しむことが出来ます。
フェアウェイは広く作られているものの、途中で角度を変えるドッグレッグが多く、グリーンの位置を確認出来ないまま打ち出すことも珍しくありません。
グリーン手前から大きく左に曲がる5番ミドル、ドッグレッグでありラフの割合が多い13番ミドルホールは難所です。