リンクスコースを売りにしているゴルフ場は日本国内にもあるでしょう。
海岸沿いにあるゴルフ場では、そういったケースがよく見られるようです。
しかし厳密に言うと、リンクスコースはスコットランド、イギリスにしかないのです。
リンクスとは、スコットランドで海と陸が重なった場所のことです。
そこにゴルフ場を作った為、リンクスコースという呼び方がされていますが、現在では主に海岸沿いにあるゴルフ場という意味合いで使われることが多くなっています。
アルフレッド・ダンヒル・リンクス選手権は、そんな本場のセントアンドリュースを始めとする、リンクスコースが舞台となっている欧州ツアーの一つです。
開催コースは、一定してはいませんが、セントアンドリュースオールドコース、カーヌスティGL、キングスバーンズGLといった名門コースが会場に選ばれることもありますので、まずどこで行われるのかにも注目したいところです。
2001年スタートと、歴史は浅い大会ですが、開かれるゴルフ場の格もあって、現在では欧州ツアーでも屈指の激戦が繰り広げられるトーナメントに成長しました。
賞金総額は500万ユーロと、欧州ツアーの中でもかなり高い数字に設定されており、賞金争いの面でも見逃せない一戦となるでしょう。
開催時期については、9月下旬前後となっています。
欧州ツアーは11月で一年の全ての日程が終了してしまう為、秋口に行われる賞金総額の高めなこのトーナメントは必然的に争いも白熱することが予想されます。