サンライズLPGA台湾選手権は2011年から始まった、新しい大会です。
舞台は大会名にもなっているサンライズ・ゴルフ&カントリークラブで、開催国は台湾で、これもアジアラウンドの一つになっていて、地元選手の活躍に期待が持たれています。
大会日程は10月の下旬4日間が予定されています。
初代女王はヤニ・チェンで、台湾出身ということで、2位に5打差をつける圧巻のプレーで地の利を生かした勝利になっています。
続く2012シーズンも、ヤニ・チェンは開幕5戦で3勝という好成績でスタートしていましたが、中盤にスランプに入っており、この大会で優勝し、復活することを望まれていました。
しかし復調の願いは叶わず、2012年も連覇達成とはなりませんでした。
結果は、単独3位でのフィニッシュとなります。
日本勢では宮里藍と上田桃子の二人が出場をして、このあとに行われる「ミズノクラシック」へ向けて活躍が期待されていましたが、宮里藍は通算77アンダーの11位タイに沈みました。
また上田桃子も、18位タイに終わっています。
2012年、サンライズLPGA台湾選手権を勝利で飾ったのは、ノルウェーのスーザン・ペターセンでした。初日首位で終わり、優勝候補と目されていた韓国の朴仁妃が、ボギーを量産してしまい苦しんでいる中で、スーザン・ペターセンはスコアを3つ伸ばして、逆転。
ホールアウトしたときには単独で首位に立っていて、圧巻の逆転劇となりました。
そして前週の「LPGAハナバンク選手権」に続き、2連続優勝という快挙を成し遂げました。