ウィンダム選手権は、1938年にはじまった大会で、2013年PGAシーズンの最終戦となっています。
これは2011年から始まっていて、プレーオフ前の最終戦としての性格を持っています。
そのため、プレーオフへの出場資格がない選手にとっては、ここで一発逆転することも可能となっているので、激しい争いが期待されています。
そして、トップ選手はプレーオフへの出場資格を満たしていることからウィンダム選手権を欠場する傾向があり、次代のスターや、生き残りをかけたゴルファーなどが活躍をします。
2003年には、日本のプロゴルファー丸山茂樹が優勝したことでも記憶に新しい大会です。
2013年は、8月15日から18日までノースカロライナのセッジフィールドCCで開催されていました。
優勝を獲得したのはパトリック・リードで、23歳になったばかりの若手ということもあり、大きな話題をさらいました。
また、リードのキャディを妻のジャスティンがつとめているのも注目を集めた理由のひとつと言えるでしょう。
妻がキャディをしてPGAツアーで優勝を飾ったという事例は、17年ぶりということです。
その他松山英樹と石川遼の、両日本人選手にも大きな注目が集まりましたが、松山は15位、石川は26位タイに終わっています。
石川はこの試合で来期のシード権獲得を目指していましたが、残念ながらそれは叶いませんでした。
一方松山は、シード権確定をほぼ確実にしていたので、最終日4アンダーでツアーを締めくくった形になり、明暗が分かれてしまいました。