ウォルター・ヘーゲンは1892年12月21生まれで、1969年10月5日に満76歳にして逝去したアメリカの男子プロゴルファーです。
出身地はアメリカニューヨーク州のロチェスターで、優勝回数はメジャーにおいて11勝、米国男子45勝で、その内訳は全米オープン2勝、全英オープン4勝、全米プロゴルフが5勝などで、メジャー大会11勝は現時点では歴代3位です。
ウォルター・ヘーゲンは、競技ゴルフの地位を築き上げた往年の名プレイヤーのひとりとして知られ、ほぼ同時代にプレーしたボビー・ジョーンズは生涯アマチュアでしたが、ヘーゲンはプロゴルファーとしてキャリアを送りました。
なお、敬称としてザ・ヘイグ(The Haig)と呼ばれましたが、米国のプロスポーツ選手として、生涯に100万ドル以上を稼いだスポーツ選手はヘーゲンが最初の人物だと言われています。
メジャー大会の優勝回数11勝は、1973年の全米プロにおいてジャック・ニクラスがメジャー大会12勝目をあげるに至るまで、44年間破られることがない大記録でした。
ウォルター・ヘーゲンは1930年5月に、日本ゴルフ協会からの申し入れを受けて来日し、当時の日本のトッププレイヤーたちとエキシビション・ラウンドを開いたことがあります。
ちなみに1937年10月に開場した小金井カントリー倶楽部は、ヘーゲンが設計したコースです。
なお、2006年の全米プロでタイガー・ウッズがメジャー大会12勝目を挙げたので、ヘーゲンの通算11勝は歴代3位記録になりました。