富樫眞理子選手は、1980年に36期生として、日本女子プロゴルフ協会に入会しプロの道を歩むことになりました。
1949年新潟県で生まれ、跡見学園女子大学を卒業しています。
31歳という年齢でプロになるなどの経緯から、その当時は話題になっていました。
ゴルフを始める前からスポーツに関しては全般的に得意であり、運動神経の高さは昔から備わっていたことが分かります。
現在は、第一線からは退き、ティーチングプロフェッショナル資格A級を保持していることからも分かるとおり、ゴルフ指導という面にて尽力しています。
所属はフリーで、契約しているメーカーはありません。
主な戦歴としては、1980年の日本女子プロ選手権で予選落ち、1980年、1981年、1982年のスタンレーレディスで予選落ち、1982年廣済堂アサヒゴルフカップで予選落ちという結果です。
プロとしてトーナメントに出場することはできたのですが、なかなか予選を突破できずにいる苦しい時期を迎えることになります。
デビューした1980年から、トーナメントに出場はできていますが、プロの壁は想像以上に厚かったのです。
トーナメントに出場する傍ら、ティーチングプロの資格を得るなど多方面で精力的に活動を続けていることも知られており、その動向に注目が集まっていました。
1983年を最後にトーナメントに出場することはしなくなり、指導という面において全神経を集中させるようになったのです。
それが現在の、富樫眞理子選手を形作っています。