滝川知子選手は、1976年に21期生として日本女子プロゴルフ協会に入会しプロになりました。
1951年に神奈川県に生まれ、東京にある山脇女子短期大学を卒業しています。
24歳からゴルフを始めて、僅か1年後にはプロの世界に参入したことから、当時は恐れられている存在でした。
現在は、ティーチングプロフェッショナル資格A級を獲得していることから、後輩の育成に力を入れていると共に、一般の人へもアドバイス程度に教えており裏方へ回っています。
ビッグゴルフ北川に所属しており、クラブがトミー・アーマ、ボールはキャスコと契約を結んでいます。
それだけ認められたプロであることが理解できます。
デビューした翌年の1977年には、さっそくトーナメントに出場して賞金を獲得しています。
まだまだゴルフを始めて間もないのにも関らず、成績を残すというとんでもない記録をたたき出すことになり、世間や女子プロ世界の間で話題沸騰となりました。
翌年も注目されていましたが、全ての大会で予選敗退に終わりました。
主な戦歴は、1980年のミヤギテレビ杯女子オープンゴルフトーナメントで23位タイ、1982年の北陸クイーンズゴルフカップでは38位タイ、1979年富士平原女子オープンでは39位タイなどの成績を収めています。
生涯獲得賞金は100万円を超えており、全体で676位という結果です。
途中までは成績はまずまずだったのですが、1984年からはケガなどに苦しみ、ツアープロとして活躍することが難しくなってしまったようです。