アドバイスとは通常何かの助言をするという意味の英語ですが、ゴルフの場合だと同じようでいて、若干意味合いが異なります。助言は助言なのですが、プレーにあたり、その人の成績に影響するような助言を、ゴルフ用語でアドバイスと呼びます。
ゴルフのスコアを上げるためのコース攻略に関する助言、例えばクラブを選択する際に、何をチョイスするとよいか、グリーンの目についてなど、助言にはさまざまなものがあります。
なぜ助言するためのルールがあるのか、それはプレーヤーが自分のパートナー以外に上記のような助言をする事、助言を求める事はルール違反となるからです。本人の実力のみでなく、外部からの助言によってスコアがよくなってしまうということであれば、それはフェアプレーではなくなってしまいますので、ルール違反になってしまうというのもうなずけますね。
ルールを破った場合はストロークプレーであれば2打のペナルティ、マッチプレーであればそのホールは負けとなります。また他のプレーヤーになにか助言に関わるような質問をされ、それに対してうっかり答えてしまった場合、答えてしまった側もルール違反となってしまうので注意が必要です。
普段友達同士でプレーをする際は先輩が後輩にアドバイスをしたり、逆に受けたりするケースは多いと思います。しかしそれが大会になるとルール違反になるので、教える、教わる癖のある人は大会に出る際は注意する必要があるでしょう。それでペナルティはもったいないですからね。