デビュー初年度の1979年、千葉県の我孫子ゴルフ倶楽部で開催されたミズノプロ新人トーナメントに出場した園田博子選手は、スコアが82で5位に入賞しました。
それ以外にも賞金ランキング対象トーナメント5試合に参加、うち2試合で予選を突破し、日本女子プロゴルフ選手権大会では44位、北陸クイーンズゴルフカップで36位という新人としては立派な成績を残しました。
ところが翌1980年の出場はわずかに3試合で、全ての大会で予選落ちとなってしまいました。
1981年、1982年とも、それぞれ8試合に出場して2試合で予選突破と、なかなか結果を出せていません。
1983年~1989年までの間に全部で28試合に出場しました。
そのうち予選を通過できたのはわずかに3試合でしたが、そのうち、1985年に福岡県の福岡国際カントリークラブ中山コースで開催されたヤクルトミルミルレディーストーナメントでは、それまでの最高位であった35位を上回る自己最高位の31位をマークしています。
また、1988年8月の伊藤園レディスゴルフトーナメントでは2日目に調子を崩したことにより、予選を突破することはできませんでしたが、初日に72のスコアをマークして一時16位を記録したことがあります。
1990年7月の週刊女性・JUNON女子オープン(群馬県の上毛森林カントリー倶楽部で開催)を最後に、トーナメントには出場していません。
およそ12年にわたりプロゴルファーとして活躍した園田博子選手の生涯獲得賞金は1,089,666円、賞金ランキング最高位はデビューした1979年の71位です。