1974年と早い時期にツアーに参戦し、後にティーチングプロとなる今村敏子選手
フリーで活躍しているプロゴルファーが、今村敏子選手です。
1953年生まれ、千葉県出身である今村敏子選手はバスケットボール、テニスを経験しており、ゴルフを始めたのは12歳の時のことです。
日本大学附属桜ヶ丘高等学校を卒業後の、1974年に13期生としてプロテストに合格しており、女性のプロゴルファーの中でも早い時期から活動を行っていた選手の一人です。
1974年の日本女子プロ選手権でレギュラーツアーデビューを果たし、日本女子オープンにも出場しましたが、ともに予選落ちで終わりました。
1975年には日本女子プロ選手権で20位タイ、日本女子オープンで27位タイといった記録を残すと、賞金ランキングでも41位という位置にランクインし、これが最高順位となりました。
1976年には大分月形国際オープンで14位タイという成績を残すものの、あまり多くの大会に出場していません。
1977年も同様であり、西海国立公園女子オープンで20位タイを記録しましたが、出場したのは全部で4試合となっています。
その後も年に5試合前後のペースで出場を続けており、1979年には富士平原女子オープンで16位タイを記録していますが、他には目立った成績は残せていません。
1981年、1982年は理由は不明ですが全試合欠場しており、1983年には3試合に出場、1985年には日本女子オープンに出場するものの、全て予選落ちで終わっています。
1985年以降は公式大会に参戦していませんが、ティーチングプロフェッショナル資格A級を持っており、ティーチングプロとしても活動している選手です。
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