イギリスのスコットランド以外で初めて全英オープンが開催されたローヤルセントジョージズ

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イギリスのスコットランド以外で全英オープンの会場となった最初のコースでもあるローヤルセントジョージズは、サンドイッチの古都に近いケント海岸の大自然をうまく利用した広大なリンクスランドに設けられている名門ゴルフコースとなります。
1887年に、レイドロー・パービス氏によって開設されました。

パービス氏は、ロンドンの病院で眼科医長をつとめる著名なスコットランド人です。

このコースでは、1892年全英アマチュア選手権大会がおこなわれ、その2年後となる1894年には全英オープンが開催され、J・H・テイラー選手が4ラウンドを通算326でまわり優勝を飾りました。

この記録は、それまでのチャンピオンシップで記録された最高スコアでした。
サンドイッチは多くの偉大なチャンピオンを登場させてきたコースです。

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ハリー・バードン選手は、1899年と1911年の2大会でみごとに優勝を飾り、ウォルター・ヘーゲン選手も1922年と1928年に優勝を果たします。
近年にも劇的な優勝争いを見せてくれた試合がいくつもありました。

記憶に残る試合としては、1993年のオーストラリアのグレッグ・ノーマン選手の優勝が挙げられるでしょう。

ニック・ファルドプロとベルンハルト・ランガープロとの激戦を制し、最終ラウンドを64でほぼ完璧に終えたノーマン選手が、2度目の大会優勝を果たしたのでした。

その10年後に、世界の強豪が戦う中、大会初出場であったベン・カーティス選手がこのコースでトロフィーを手にしたのでした。

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