R&Aとは、「セント・アンドルーズゴルフクラブ」の略です。
イギリスのセント・アンドルーズにあるゴルフクラブのことで、「全英オープン」が行われるゴルフクラブとしても知られています。
これは、「ゴルフは18ホールで回る」ルールや、「クラブの本数は14本まで」などといった、現在のゴルフルールの基板をつくった団体でもあり、現在もゴルフのルールに改定が入るときには、R&Aを通して協議が行われた後に制定されています。
アマチュアの試合では、カートに乗ってコースを移動することが一般的ですが、プロの試合ではほとんどの場合、カートでの移動は禁止されています。
そういえば、テレビでゴルフの試合が行われているのを見かけても、選手がカートで移動している姿を見たことがありませんね。
これもやはりこちらのルールで、プレーヤーはキャディー共々徒歩でコース内をラウンドするように定められているからです。
しかし大会によってローカルルールを定めていて、カートでの移動を許可しているところもありますので、すべての試合で禁止されているというわけではないようです。
このようにR&Aはゴルフのルールにおいて非常に大きな影響力を持っており、すべてのゴルフルールに何らかの関係があります。
そのためこちらのゴルフクラブは「ゴルフの聖地」と呼ばれ、すべてのゴルフファン、ゴルファーの敬愛する地となっています。
ちなみにこちらのゴルフクラブは一般人にも広く開放されているので、アマチュアでもプレーすることが可能です。