フィリピン出身という非常に珍しい経歴を持っている女子プロゴルファーが、レオノラ・マテオ選手です。
1940年、フィリピンのマニラ市に生まれており、ゴルフ以外にバレーボール、ソフトボールの経験を持っています。
ゴルフを始めたのは14歳の時と早めであり、ペドロゲバラ・メモリアル高等学校卒業が最終学歴です。
高校卒業後、どのような経緯で日本に拠点を移したのかは不明ですが、1976年に19期生として日本女子プロゴルフ協会の会員となっています。
同年の日本女子プロ選手権でレギュラーツアーデビューを果たしており、ツアー対象外のミズノプロ新人ではプレーオフを制して優勝しました。
1977年は予選落ちを記録したのは1試合だけと安定した成績を残し、ミヤギテレビ杯女子オープンの12位タイが最高順位です。
1978年のシーズンは、日本女子プロ選手権の15位タイが最高順位であり、ツアー対象外のアサヒ玩具・大橋巨泉インビテーションで、単独14位という成績を残しています。
1979年は三田レークサイド女子プロの21位タイが最高順位と、この年までは安定していましたが、1980年には予選落ちが増えており、賞金ランキングも71位にまで後退しました。
1982年以降はトーナメントに参加することが少なくなっており、1984年に行われた日本女子プロ選手権での予選落ちを最後に第一線からは引いています。
神奈川県横浜市の練習場、ビックゴルフ滝川でレッスンを行っており、英語でのレッスンも可能です。