具倫希選手は、韓国出身の女子プロゴルファーですが、韓国ツアーのデビューは、1999年からになります。
ゴルフを始めたのは14歳の頃からで、所属のゴルフクラブはなくフリーの選手です。
近年には、日本のトーナメント戦にも出場しており韓国の新鋭若手選手として注目を浴びています。
本格的に日本のトーナメント戦に参戦したのは、2005年に兵庫県のウォーターヒルズゴルフ倶楽部で開催された、プロミスレディスゴルフトーナメントからでした。
ツアーの最終日に首位タイからスタートした具選手ですが、アウトコースでのスコアを4つ伸ばしたり、インコースにおいても2バーディノーボギーといった安定感のあるゴルフプレーが冴えわたり、18番の最終ホールも1メートルを超えるパーパットを手を震わせながらカップに入れ、初優勝を飾っています。
この時に共に優勝争いをした2位の表純子選手も、1打差までは追いつめたものの、結局追い越すことができずに逃げ切られてしまい準優勝に終わってしまいました。
日本のトーナメント戦に参戦するようになったその年に初優勝という快挙を成し遂げた具選手は、「優勝したことが今でも信じられない。韓国にいる両親にも見せてあげたかった」と後のインタビューに涙ながらに応えていました。
その後の成績については、2007年に開催されたヨネックスレディスゴルフトーナメントでは、3位まではつけたものの優勝には届かずじまいでした。
その他のトーナメント戦においても、ベスト10に入れるかどうかの位置に終わってしまっています。