1987年にプロ入りし、およそ10年に渡って第一線で活躍したのが女子プロゴルファー、山崎千佳代選手です。
1964年生まれ、東京都板橋区出身であり、ゴルフ以外に陸上競技の経験を持っている選手となっています。
日本体育大学中退が最終学歴であり、1987年にはプロテストに合格すると、熊本中央レディスでレギュラーツアーデビューを果たしています。
紀文レディースで3位タイ、ダンロップレディスで5位タイ、北海道女子オープンで単独5位という記録を残しており、ツアー対象外のミズノプロ新人では優勝しました。
初年度で賞金ランキング42位につけており、いきなりシード権を獲得すると、1988年には廣済堂アサヒゴルフカップの2位タイ、東北クイーンズの3位タイを始めとした好成績を残し、賞金ランキングは24位に上昇しています。
1989年にはウイングフィールドカップ石亭レディスでレギュラーツアー初勝利を上げると。
1990年はSAZALEクイーンズ、ヤクルトレディース、軽井沢72東急女子オープンを制し、賞金ランキングは7位まで上昇しました。
1993年の那須小川レディス、1996年の五洋建設レディース、1997年の再春館レディース、1998年の大王製紙エリエールレディスを制し、レギュラーツアー計8勝を達成していますが、1999年には初年度から守っていた賞金によるシード権を失っています。
その後はレギュラーツアー、ステップアップツアーに出場しており、2006年の日本女子オープンを最後にトーナメントには参戦していません。