元プロゴルファーの平瀬真由美さんの成績は、とても素晴らしいものでした。
平瀬プロが頭角を現したのは、高校一年生の時です。
熊本市立必由館高等学校に入るや否や、メキメキと上達し、一年生ながらに出場した全国高校ゴルフ選手権では、1985年、1986年、1987年の三連覇を達成したのを皮切りに、数々の輝かしい成績を残されています。
高等学校を卒業後、すぐにプロゴルファーになった平瀬さんは、翌1989年には、年間獲得賞金ランキングで6位に入賞し、シード権を取得しました。
10代での複数回の優勝は、現在でも、平瀬真由美さんの他に宮里藍さん、横峯さくらさんなど、限られた有名プレイヤーしか達成されていない記録です。
プロ5年目の1993年、翌年の1994年には、2年続けて賞金女王になるなど、トッププロの中でも最高のプレーヤーになりました。
翌年の1995年には、賞金ランキング2位となり、三年連続賞金女王の夢はかないませんでしたが、1996年からは、アメリカツアーに参戦し、日本で開催されたアメリカ女子ツアー東レジャパンクイーンズで初優勝を飾るなど、国内外で注目の選手になりました。
引退後2005年に一般男性の方と結婚し、4人の子どもに恵まれ、専業主婦生活を過ごされています。
平瀬プロの全国高校ゴルフ選手権三連覇や、2回の賞金女王、LPGA最優秀選手賞、平均ストローク第1位、パーセーブ率第1位など、多くの輝かしい成績は、今でもプロゴルフ界で光り続けています。