田辺裕子選手は、1994年に66期生として日本女子プロゴルフ協会の会員となり、プロの道を進むことになりました。
1967年に東京都で生まれ、東京都立井草高等学校を卒業しています。
ゴルフを始めたのは22歳からで、デビューは27歳ということですから、僅か5年でプロになったという経歴を持っています。
所属はフリーで、契約しているメーカーはありません。
現在は、第一線を退きティーチングプロとして後輩や一般の人の指導に力を入れており、信頼されています。
主な戦歴としては、2000年の新キャタピラー三菱レディスで14位タイ、マンシングウェアレディース東海クラシック19位タイ、ヨネックスレディスオープンゴルフトーナメントで25位タイとなっています。
また、1998年には健勝苑レディス道後で29位タイ、イエローハット東京レディースオープンゴルフで39位タイ、リゾートトラストレディスで42位タイとなっています。
2000年前後にかけて本来の自分のゴルフをすることができ、それが結果としても現れています。
1994年にデビューした当初は、主な大会に出場することができませんでした。
翌年から本格始動したものの、本来の自分の動きをすることができずに、1995~1997年にかけては大会に出ても予選落ちをするばかりでした。
この時期にどれだけ腐ることなく気持ちを維持させることができるかが、とても大事になります。
1998年になり開花をして、120万円以上の賞金を獲得することができました。
生涯獲得賞金は400万円弱であり、トータルで525位という成績です。