2011年、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部山名コースで女子プロゴルフツアーの来季優先出場権をかけた最終予選会が、参加者102名で行われました。
この大会はシード権を持たない選手が来季のツアー出場に向けた優先順位を争う大会で、35位前後までの選手がフル参戦できるようになっています。
高橋智子選手はこの大会で見事1アンダーの11位を記録し、2012年のツアーにフル参戦できる権利を取得しました。
2012年には21試合に出場して、5試合で予選を突破し、最高順位は愛知県の中京ゴルフクラブで開催された、中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンの35位でした。
3日間を73、71、72のイーブンパーでホールアウトし、安定した活躍を見せます。
その他にもヨネックスレディスゴルフトーナメントで49位、サイバーエージェント レディスゴルフトーナメントで42位、フジサンケイレディスクラシックでは55位を記録し、それぞれ賞金を獲得しました。
また、ワールドサロンパスレディースでは初日に69の3アンダーというスコアで好発進しましたが、2日目、3日目と調子を維持することができず、43位の成績です。
2013年からは特に目立った活動はありませんが、2014年にはATPゴルフツアーにも参加しています。
5月に栃木県のサンヒルズCCウエストで行われた第15戦では、冷たい雨にも負けず、イーブンパーで見事に優勝を飾りました。
ATPゴルフツアーとは、プロを目指す研修生や練習生、レギュラーツアーでの活躍を目標とするツアープロ向けに、数多くの試合経験が得られるようにと設立されたトーナメント大会です。