高千穂カントリー倶楽部は鹿児島県霧島市で1978年より営業を行っているゴルフ場です。
「高千穂カントリー倶楽部 霧島ロイヤルコース」と表記されることもあり、霧島連峰を一望することができます。
高所に位置しているので避暑地としての側面もあり、夏場でもさほど暑くはなく、涼しく快適に回れるのも利点です。
高千穂カントリー倶楽部の18ホールは小笹昭三氏が設計を担当しており、バックティーからの距離は6797ヤードと距離も十分にあります。
丘陵地帯に展開されており、山の自然を取り入れて設計されているのが特徴なので、打ち上げと打ち下ろしが多めです。
フェアウェイの幅は十分にあるものの、途中で角度を変えることが多く、どのようなルートでボールをグリーンに運ぶのか計算する必要があります。
右に大きく曲がっていきフェアウェイに立木がある1番ミドル、左に曲がりグリーンの位置が確認しづらい4番ミドル、最も距離が長くフェアウェイが細くなる箇所もある5番ロングホールは打数がかさむことも珍しくありません。
高低差、傾斜といった自然の障害が多めですが、バンカーや池といった人工的な障害物も多く、グリーン周りには多数のガードバンカーが配置されています。
グリーンは大きく作られているものの、バンカーに守られているのでアプローチショットの難度は高めです。
池越えスタートはないものの、16番ロング、17番ミドルホールではフェアウェイの左手に池があるのでボールが曲がると苦しくなります。