1987年、愛知県豊田市に開場したゴルフ場が、小原カントリークラブです。
世界ゴルフ殿堂入りしているアメリカ出身のプロゴルファー、トム・カイト氏と評論、設計の分野で活躍する川田太三氏が18ホールの設計、監修を担当しています。
グリーンから最も遠いチャンピオンティーからの距離は7007ヤードと距離も十分であり、丘陵地帯に展開されているものの高低差はほとんどありません。
木々が多く残されており、各ホールは仕切られていることもあり林間コースの趣きを持っています。
フェアウェイの幅は十分にありますが、ホールの途中で角度を変えるドッグレッグを多く採用しており、攻略ルートを多く設けているのが特徴です。
角度を変えるドッグレッグは難度が高めですが、ショートカットのチャンスもあるので、プレーヤーの戦略性や想像力が問われます。
途中で右に大きく曲がっていく2番ロング、ドッグレッグでありフェアウェイが途中で途切れている4番ミドルホールは、打数が嵩みやすいポイントです。
バンカーの数は飛び抜けて多いわけではありませんが、大きめのものが要所に配置されており、7番ミドルのフェアウェイ右手に並ぶバンカー、15番ロングホールのフェアウェイ中央に配置されるバンカーには注意が必要となっています。
大きな池を大胆に配置しているのも特徴であり、池越えスタートの10番ロング、17番ショート、グリーン周りが水で囲まれている9番ミドルホールでは、池に打ち込むことも珍しくありません。