大阪ゴルフクラブ淡輪コースは、大阪府泉南郡岬町で1937年より営業を行っているゴルフ場で、大阪ゴルフクラブと表記されている場合もあります。
大阪府内で2番目に作られており、戦前に開場した数少ないゴルフ場です。
戦時中から戦後にかけては閉鎖していましたが、1953年に営業を再開しました。
関西では唯一のシーサイドコースとして知られており、高い評価を受けているゴルフ場で、高級腕時計メーカー、ロレックスが選んだ世界のゴルフ場ベスト1000にランクインしています。
上田治氏が18ホールの設計を担当しました。
バックティーからの距離は6351ヤードであり、距離はあまりありません。
しかし丘陵地帯ならではの傾斜が多く残っており、難度は非常に高めです。
またこのコースは大阪湾からの風が強く吹くことでも知られており、風を読み切る力も必要でしょう。
ティーグラウンドからグリーンが見えないホールが多めであり、ティーショットをどう打つかがポイントとなります。
フェアウェイはやや狭く、高いコントロール技術が必要です。
障害物はそれほど多いわけではなく、バンカーの数は平均的な数字です。
しかし一部に集中して配置されているので、一度捕まると脱出が困難となっています。
4番、16番ホールはバンカーが大きめであり、18番ホールは小さめのバンカーがグリーン周りに多数ありスコアを崩しやすいポイントです。
名門ゴルフ場ではありますが、ビジターでも予約、利用が可能となっています。