1992年、埼玉県比企郡吉見町に開場した富貴ゴルフ倶楽部の18ホールは、アメリカンコースのスタイルを取り入れていることが特徴です。
黒澤長夫氏設計、岡本綾子プロ監修による18ホールはウォーターハザードが多く、かつ各ホールにまたがっており、美しい一面と、行く手を阻む一面を持っています。
そしてもう一つ、アメリカンスタイルでありながら、日本庭園の要素を取り入れている点も見逃せません。
和洋折衷の18ホールとなります。
各コースは木々でセパレートされているので、思い切ってショットを打つことが可能です。
全体的にフラットですので、ラフやバンカーに捕まらない限り、アンジュレーションに悩まされることもありません。
美しく見せたいというコンセプトにより作られたコースですので、プレーヤーはどこかしらに印象的なところを見つけることが可能です。
ただ景観が優れているだけではなく、戦略性も高めに設定されています。
ある程度の腕を持つプレーヤーならば、ティーグラウンドに立った時点でさまざまなルートを想定して打つことが可能です。
フェアウェイと違い、グリーンはアンジュレーションがありますので、パッティングの難易度は高めとなっています。
都心から比較的近いにも関わらず、利用料金は平均的な数字ですので、コストパフォーマンスは悪くありません。
景観が売りの一つであるので、18ホールのコンディションも常に良い状態に保たれています。
さまざまなレベルのプレーヤーに対応しているゴルフ場です。