JGTOチャレンジIIIは、2010年から始まった若手の登竜門や、ベテランの復活の場としての意味合いが強いチャレンジトーナメントの一環として始まったトーナメントです。
主催は一般社団法人日本ゴルフツアー機構で、特別協賛として株式会社エリートグリップ、協賛としてCOCOPA RESORT CLUBが名を連ねています。
賞金総額は1000万円で、優勝賞金は180万円になります。
2013年には首位と4打差でスタートした内藤寛太郎が、驚異の逆転劇を見せて優勝しました。
これで内藤はこのツアー2勝目をマークすることになります。
この逆転劇に関して自身は、嬉しいの一言と、喜びを表現しており、共に戦った奥様への報告をすると涙を流して喜んでくれた事をインタビューで応えています。
スタート時には4打差あったので、優勝は難しいと本人も感じていたそうですが、諦めず、自分らしいプレーをした結果、優勝がついて来たと振り返っています。
また内藤は会場となったCOCOPA RESORT CLUB白山ヴィレッジゴルフコース クイーンコースに浅からぬ因縁がありました。
2012年、内藤はこのコースを使ったelite grips・JGTOチャレンジⅣで、初日首位タイで終えましたが、最終日に崩してしまい、優勝を逃しています。
その経験を生かして、最後まであきらめない、気を抜かないプレーが勝利に繋がりました。
また株式会社エリートグリップ社が協賛していますが、出場しているツアープレーヤーの中にもエリートグリップ社のグリップを使っている選手も多く、内藤もその一人でした。
協賛側としても、自社製品の優位性を証明できた大会となっています。