大山GC・JGTOチャレンジIIは、チャレンジツアーの一環として開催されているトーナメントです。
このトーナメントの過去の優勝者には現在のトッププロが多くいて、有能なゴルファーを輩出するツアーとしても知られていて、ここから男子ツアーや海外のツアーに参加するような選手も多く現われています。
2013年は新人ではなく、ベテランが優勝を飾りました。 1999年にレギュラーツアーのデサントクラシック マンシングウエアカップ以来優勝から遠ざかっていた河村雅之が、プレーオフを制して勝利を手にしました。
勝利者インタビューへは、14年遠ざかっていた優勝に関して、長かったと、これまでの苦労を噛みしめるように応えています。
現在彼はプロゴルファーとしてではなく、レッスンプロとして活躍しており、ツアーに出場することも一時は断念していましたが、その夢を捨てることはできず、今回の出場となりました。
また、自分の好きな大山ゴルフコースでの優勝は格別であり、自分自身へのチャレンジは、多くの観客へ勇気を与えたでしょう。
2日間完璧のできだった自身のプレーに関しては、二日間を通して、安定的なスコアを残すことが出来たことが勝因としてインタビューでも応え、結果としてノーボギーで回ったことが良い結果を招きました。
また、バッティングの好調さもあげており、他の選手が苦しむ中、自分をコントロールし、最終的に運を招いた自身のプレーを振り返っています。
遠慮がちに完璧だった自分のプレーを分析しているのが河村選手らしいと言えるでしょう。