南山中国マスターズはワンアジアツアーの一つです。中国の南山インターナショナルGCで開催されますが、ワンアジアツアーでは、その前の大会とかなり期間が空いてしまうので、後半戦がやっと始まるという思いで、心待ちにしているファンもいます。
と言っても、ワンアジアツアー自体はそれほど広まっていないので、一番心待ちにしているのは、地元開催で経済効果も期待できる中国人でしょう。
2012年大会は地元・中国出身のリャン・ウェンチョンと韓国のY.E.ヤンが、接戦を演じてプレーオフにまでもつれ込みました。
そしてリャン・ウェンチョンが、見事に母国にタイトルをもたらす結果となりました。
2013年も連覇を狙ってリャン・ウェンチョンは出場します。
しかし、今までと違って、2013年大会にはマスターズチャンプのチャール・シュワルツェルと、「全英オープン」を制したダレン・クラークの2人のビッグネームが出場をすることになり、連覇は難しくなってしまいました。
結果、チャール・シュワルツェルが、5バーディ、1ボギーの68で単独首位になり、勝利を中国から奪う結果になりました。
2012年の覇者リャン・ウェンチョンも最終日スタート時は首位についていたのですが、プレッシャーからか伸び悩みを見せて、抜け出したチャール・シュワルツェルを追うことができず、1打差で破れています。
また、メジャー対決とされたもう一人、ダレン・クラークも1打差で2位タイに甘んじる結果となりました。