イスカンダル・ジョホールオープンは、ヨーロッパ男子ツアーのトーナメントのひとつです。
マレーシアのホライゾンヒルズG&CCを舞台にして4日間で争われます。
イスカンダル・ジョホールオープンは、スタートしたのが、2007年からですが、このときはアジアンツアーのトーナメントの一つとなっていました。
ただし、2011年からはヨーロッパ男子ツアーも共同開催ということになって、ヨーロッパ男子ツアーに組み込まれる形となっています。
2011年は連日雨が降りしきる異様な事態となって、中断が相次ぎました。
一時は大会自体の継続も難しいと判断されましたが、結果として54ホールの短縮競技という変則的なトーナメントになりました。
そして、最終日はラウンドを回るのではなく、その前日に残したラウンドを消化していく形になりました。
つまり、すでに確定してしまった成績を、挽回することはできず、それまでの成果と残りラウンドが勝敗に関係することになります。
結果は通算15アンダーとしたオランダのジュースト・ルーテンが優勝。
変則的ルールだったためか、彼は「まだ信じられない。
普通は勝てる位置にいたら緊張するんだろうけれど、いたって普通だった」と心境を語っています。
またこの大会はヨーロッパ男子ツアーに組み込まれていますがアジアンツアーとしての性質も持っていて、アジアンツアーでは実に最終戦に当たるということで、ファンには注目の大会となっています。