東芝クラシックは、東芝シニア・クラシックとして1995年にスタートした大会で、アメリカチャンピオンズツアーの4戦目に当たります。
舞台は一年中温暖なカリフォルニアで、3日間「ニューポートビーチCC」を戦場に争われることとなります。
また、この大会は珍しく、同じコースで行われていて、その回数は実に18回に及びます。
これはアメリカチャンピオンズツアーの歴史の中でも最長となっており、選手たちにはなじみがある「ニューポートビーチCC」で、クレバーで激しい戦いが期待されています。
2010年大会には「青木功」と「尾崎直道」という日本のレジェンドも出場したことで、日本でもその名を広く知られています。
そして冠についているように、主催は日本企業なのですが、この2名が出場したのは推薦枠ではないということで、スポンサーが日本企業でありながらも、主催者推薦で日本人を推すことはあまりありません。
アメリカチャンピオンズツアーの4戦目にも当たり、オールドルーキーも含めて、新たな勢力図が作成され始めるのがこの時期です。
そのために、この一戦がこれからのアメリカチャンピオンズツアーの歴史を変えていく可能性が含まれています。
2013年シーズンは、ルーキーのロコ・メディエイトは6位タイ、2012年王者のベルハルト・ランガーは20位タイとふるいませんでした。
優勝したのは、単独首位からスタートしたデヴィッド・フロスト。
3日間首位をキープして、アメリカチャンピオンズツアー4勝目を圧倒的実力で獲得しました。