KEB・ハナバンク選手権は、韓国で開催されるアメリカ女子ツアーです。
予選カットが行われない大会なのですが、出場選手が通常の大会の半数程度まで絞られているので、ハイレベルな戦いを見ることが可能です。
トータル3日間で女王を争うことになり、2013年は、スカイ72GCオーシャンCで行われることが決まっています。
KEB・ハナバンク選手権はこれまで11回開催されましたが、韓国の選手が優勝することが多く、実に7回も女王の座を獲得しています。
韓国の地の利を生かした戦いができるということもありますが、近年は韓国選手以外でもスーザン・ペターセンなどが優勝しています。
2012年は、日本人で唯一出場を果たしていた宮里藍が、初日3位タイと好成績を残したものの、後半スコアを思ったように伸ばすことができず、結果20位タイでフィニッシュしました。
2013年大会では、前年度の優勝者スーザン・ペターセンが注目されています。
「LPGAロッテ選手権」、「ザ・エビアン選手権」とメジャータイトルをとってきた彼女が、相性のいいこの大会でどこまで調子を伸ばせるかに注目が集まっています。また、この大会まで世界ランク1位の朴仁妃ほか、チェ・ナヨン、申智愛なども参戦し、混戦の模様を呈しています。
日本人選手では、2012年は宮里藍のみの出場になりましたが、有村智恵、上原彩子なども参戦することが決まり、日本国内での期待が高まっています。
中国、マレーシアと続いてきたアジアでのLPGA3戦目となり、特にアジア人選手の活躍が期待される大会です。