アメリカ女子ツアーで2013年シーズンは最終戦となるザ・エビアン選手権は、ひと味違ったものになっています。
ザ・エビアン選手権は名前のようにフランスで開催されていますが、アメリカとヨーロッパの共同開催によって行われて、2013年からメジャーの一つに昇格しました。
そのために、メジャー制覇のための選手の意気込みはいつもとは違ったものになっており、そして、これはヨーロッパで唯一のメジャーということもあって、欧州各地からも注目が集まることになっています。
世界ランキングによって出場資格が定められていますが、その総数は40ということで、トップ40位以内の者だけが競い合います。
ただし、2013年に関しては日本の国内メジャーである、「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」とかぶってしまっているために、日本女子ツアーからのエントリーはありません。
ただしアメリカツアーに参戦している、宮里藍、宮里美香、上田桃子、上原彩子の4名は出場します。
またコースはパー72から71へと大幅な改修をされ、名称も「エビアンマスターズGC」から「エビアンリゾートGC」にかわって、心機一転した新たなコースでの試合となります。
実際の結果は、最終日、宮里美香が首位スタートを見せる期待が持てる展開でしたが、後半に崩してしまい、優勝争いから外れてしまいます。
そして、2位スタートで追っていたスーザン・ペターセンが、2013年メジャー最終戦を優勝で飾りました。