大陸ごとの威信をかけて行われる、プレジデンツカップ。
同じような大会にライダーカップがありますが、こちらが行われない年に開催されることになっています。
ライダーカップは、出場資格がアメリカPGAツアー代表チームとヨーロッパ生まれの選手に限られています。
ですがゴルフが世界的にメジャーなスポーツとなって、あらゆる国のプレーヤーがいる現在では、ライダーカップでは出場選手が限られてしまうために、プレジデンツカップが生まれました。
その歴史は比較的浅く、1994年のスタートとなります。
そして、2年ごとに行われますが、アメリカ同時多発テロが起こった年は、ライダーカップが順延されたことにより、この大会も順延されることになりました。
対戦の形としては、米国選抜代表と世界選抜代表が対戦するということになっています。
そのため、アメリカは国の威信をかけて世界と戦いになり、これまでの対戦成績としては、アメリカ選抜の方が圧倒的に有利にたっていて、10回大会のうち、8勝しています。
2003年には、最終日終了後に4ホールのサドンデスを行っても決着がつかず、優勝預かりとなる珍事もありました。
日本人も世界選抜に選ばれたことがあり、渡辺司、尾崎将司、尾崎直道、丸山茂樹、石川遼、松山英樹らが出場を果たしています。
また、丸山茂樹に至っては、1988年の大会でMVPに輝き、さらに2013年度の世界選抜の副キャプテンにも抜擢されています。
開催コースは様々で、2013年度はミュアフィールド・ヴィレッジで開催されました。