ウェルズファーゴ選手権は、PGAツアーの一角をなすプロゴルフトーナメントです。
ノースカロライナ州シャーロットに位置するクエイル・ホロー・クラブにて、毎年5月上旬に開催される大会です。
スポンサーについては、米の金融企業であるウェルズ・ファーゴ社であり、大会の名称にもなっています。
スポンサー契約は2014年まで継続します。
ウェルズファーゴ選手権は、2003年にワコビア選手権としてスタートしました。
その後、2009年と2010年シーズンはクエイル・ホロー選手権に名称を変更した背景が有るので、他の大会と比べると、比較的歴史の浅い、若いトーナメントです。
2009年から、トーナメントの賞金総額は650万ドル、優勝賞金は117万ドルとなっており、それに加えて、フェデックスカップポイントが500ポイント加算されます。
大会の特徴として、2004年から2006年までの間、3年連続でプレーオフまで勝敗がもつれています。
PGAツアーの中にあって、タフなコースで知られており、特に16番、17番、18番ホールは「グリーンマイル」と呼ばれており、PGAツアーでも屈指の難コースを誇ります。
会場となるクエイル・ホロー・クラブは、1959年にジェームズJ.ハリスによって設立された、プライベートクラブです。
こちらは、1969年からケンパーオープンを開催しており、2003年から始まった当大会と共にクラブの大きなイベントとなっています。
コースは美しさに加えて、周辺地方特有の困難な地形を取り入れているので、自然の地形を生かしつつ、これまでに何度か修正を経て、戦略性が求められるプレーが必要です。