テレビや雑誌などでゴルフの試合の詳細を見ていると、パーオンという言葉がよく飛び出します。
これはグリーンにボールが乗ったときに使われる言葉で、もしも規定打数が3打のホールならば1打で、5打のホールならば3打で乗せたときこう呼ばれます。
つまり、規定打数から2を引いた打数でオンしたときが、これに当たります。
なぜマイナス2打かというと、 パッティングで寄せられるという基本ができれば、おそらくパーをとる確率が高いからです。
少なくともパーがとれる状態でオンをしたということで、これをするとかなりの好成績を残すことができます。
パッティングが一打で済むのならばそれはバーディーにもなることから、バーディーチャンスとも言われることがあります。
ただし、あまりにもカップから遠い位置につけてしまって、一打で入れることは無理なときには、あまりバーディーチャンスと呼ばれることはありません。
ただし、パーオンということはどの状態でも言うことができるので、便利な言葉です。
そして、これは規定打数からマイナス2で乗ったときですから、マイナス1のときにいくらピンそばに寄せたとしても使うことはありません。
稀に使っている人もいますが、本来的にはこういった使い方はしません。
また、プロゴルファーの成績にはこれをどれくらい達成したかと言う割合もあるくらい、ゴルフの個人成績を見るためには、データとして重要なものとして蓄積されているのです。