通常、ゴルフはプレーを楽しんでその結果で一喜一憂するものですが、そういった刺激に飽きてしまったり、もっとゲームを楽しんだりするために、握りと呼ばれる賭けの行為をする人たちがいます。
単にラウンドをすることに飽きてしまったときには、こういったスパイスがより盛り上げてくれることは間違いないでしょうが、やり過ぎや、まわりのプレーヤーの了承がとれなくては無理にすることもできません。
そういった賭けにはさまざまな方法があって、その中で最もポピュラーになっているのが、ナッソーと言われる方法です。
なぜならば賭けが非常に簡単だからです。
18ホールを前半と後半、そしてトータルの3つに分けて、それぞれの勝敗を決することになります。
それぞれがポイントを持っていて、例えば前半を勝ったとしても後半は負けて、そしてトータルで勝っていれば1ポイントリードとなります。
すべて負けたとしても最大3ポイントで、1ポイントにいくらと前もって行っておけば、それほど高い金額にはならないということが言えます。
あまり差が付かなくて金額もそれほどかからないということから、手軽で人気があるのです。
また、この方式ならばあらゆるプレー方式に対応していますから、ストロークプレーだけではなくマッチオプレーでやっても問題はありません。
ストロークプレーならば、お互いのハンデも反映できますから絶対に負けるということもなく、ある程度エキサイティングな展開を期待することもできます。そして、賭けを意識してもそれほどスコアを落とさないという利点もあります。