スタートとは、始めるという意味を持つ単語です。
この言葉はゴルフでも使われてますが、一般的に使われている「始める」とほぼ意味は変わりません。
何かを始めるという時に使いますので、ゴルフならではの独自の意味といったものはないと考えて良いでしょう。
迷うことがあるとすれば「イン~」と「アウト~」という言葉かと思われます。
ゴルフ場は、ショートホールでもない限り、基本的に18ホールで構成されており、前半と後半に分かれているのが普通です。
「イン~」は10番ホールから始める事、「アウト~」は1番ホールから始めることとなります。
他に「ショットガンスタート」と呼ばれるものがあり、これは一般プレイヤーにはあまり馴染みがない言葉でしょう。
これはプロのトーナメントで見られる方式で、複数の組が、全て違うホールから同時にプレーを始める方式のことを指します。
仮に6組が参加するとしたら、アウトコースに3組、インコースに3組を配置し、更にそれぞれの9ホールを3等分し、インとアウトの1、4、7ホール目からスタートするという形式です。
勿論、もっと多くの組が参加するというケースがあり、仮に18組が参加するなら、18ホールに1組ずつ配置することになるでしょう。
このような方式を取るメリットとして、それぞれがホールアウトする時間がほぼ同じになるという利点があります。
最初のホールから順番にプレーを開始するなら、後半に配置された組は待たされますが、この同時に開始する方式ならそのデメリットはありません。